大学選び

トーレンス大学が人気の理由とは?
私立大学4つの魅力と奨学金を解説

留学生が多い環境・3学期制・日本人が申請できる奨学金まで、選ばれる理由をまとめました

📅 2026年10月更新
✍️ SOL留学
🕐 約8分で読めます


オーストラリアの大学といえば、シドニー大学やメルボルン大学などの公立大学を思い浮かべる方が多いかもしれません。そんな中、近年日本人留学生からの相談が増えているのが「トーレンス大学(Torrens University Australia)」です。

トーレンス大学は、オーストラリアでは数少ない私立大学。留学生が多く学びやすい環境、1学期あたりの負担が軽い3学期制、そして日本人なら成績条件なしで申請できる奨学金など、留学生にうれしい特徴がそろっています。この記事では、トーレンス大学が今選ばれている理由をわかりやすく解説します。

📋 この記事でわかること

    • トーレンス大学の基本情報
    • 人気の理由①:オーストラリアで数少ない私立大学
    • 人気の理由②:留学生が多く、協力し合える環境
    • 人気の理由③:3学期制で1学期あたりの負担が軽い
    • 人気の理由④:日本人が申請できる奨学金が充実
    • 出願前に知っておきたい注意点
    • よくある質問(FAQ)

トーレンス大学とはどんな大学?

トーレンス大学は、2014年に開校したオーストラリアの私立大学です。アデレード・シドニー・メルボルン・ブリスベンの4都市にキャンパスがあり、オンライン学習も選べます。ビジネス、デザイン、ヘルス、ホスピタリティ、教育など、就職に直結する実践的な分野を中心に学べるのが特徴です。

オーストラリア政府の高等教育査定機関(TEQSA)に「大学」として登録されており、取得できる学位はオーストラリアの公的な資格枠組み(AQF)に沿ったものです。

項目 内容
正式名称 Torrens University Australia
設立 2014年(私立大学)
キャンパス アデレード/シドニー/メルボルン/ブリスベン(オンライン学習も可)
主な分野 ビジネス、デザイン・クリエイティブテクノロジー、ヘルス、ホスピタリティ、教育 など
学期制度 3学期制(トライメスター制)
主な入学時期 年3回(例年2月・6月・9月ごろ)

人気の理由①:オーストラリアで数少ない私立大学

オーストラリアの大学は、そのほとんどが公立大学です。私立大学は全国でもごくわずかしかなく、トーレンス大学はその貴重な選択肢のひとつです。

私立大学ならではの強みは、学生一人ひとりへのサポートと、時代や業界のニーズに合わせた柔軟なカリキュラムです。トーレンス大学は「就職力(Employability)」を教育の中心に掲げ、業界と連携したコース設計や実習(ワーク・インテグレーテッド・ラーニング)に力を入れています。

私立大学ならではの特徴

  • 業界と連携した実践的なカリキュラム
  • サクセスコーチなど学習サポートが手厚い
  • オンライン・対面を選べる柔軟な学び方

公立大学と同じ点

  • TEQSAに「大学」として登録
  • 学位はAQF(国の資格枠組み)に準拠
  • 学生ビザで正規留学が可能(CRICOS登録校)

「私立だから学位の価値が低い」ということはありません。国の基準を満たした大学として、公立大学と同じ枠組みの学位を取得できます。

人気の理由②:留学生が多く、協力し合える環境

トーレンス大学は、多くの公立大学と比べて留学生の割合が高い大学です。オーストラリア教育省がまとめたデータでは、学生のうち留学生が占める割合は約44%で、全国平均(約22%)のおよそ2倍となっています。学生の出身国も100か国以上にのぼります。

留学生が多いということは、「英語が母国語ではない」「初めての海外生活」という同じ境遇のクラスメイトがたくさんいるということ。授業やグループ課題でもお互いに助け合いやすく、留学生が孤立しにくい環境です。

学習面のメリット

  • 英語に不安があっても質問・相談しやすい
  • グループ課題で協力し合える仲間が見つかりやすい
  • 留学生向けの学習サポートが整っている

生活面のメリット

  • 同じ悩みを持つ友人ができやすい
  • さまざまな国の友人ネットワークが広がる
  • 多文化の中で国際感覚が身につく
📌 補足:留学生比率の数字について
留学生比率は集計年度・集計方法(学生全体か、特定の学期の新入生か等)によって数字が変わります。上記はオーストラリア教育省のデータを基にした目安です。

人気の理由③:3学期制で1学期あたりの学習負担が軽い

オーストラリアの多くの大学は1年を2学期に分ける「2学期制(セメスター制)」を採用しています。一方トーレンス大学は、1年を3学期に分ける「3学期制(トライメスター制)」です。

年間で履修する科目数が同じでも、学期が3つに分かれることで1学期あたりの科目数が少なくなります。たとえばビジネス系コースでは、フルタイムで年間8科目を3学期に分けて履修するため、1学期あたり2〜3科目が目安です。英語での授業に慣れるまでの最初の学期も、無理のないペースでスタートできます。

項目 一般的な2学期制 トーレンス大学(3学期制)
1年の学期数 2学期 3学期
1学期あたりの科目数(フルタイム目安) 4科目前後 2〜3科目
入学時期 主に年2回 主に年3回(2月・6月・9月ごろ)
1科目にかけられる時間 科目数が多く分散しがち 1科目に集中しやすい
📌 補足:授業は週3日にまとまる時間割
トーレンス大学の多くのコースでは、授業が決まった3日間にまとめて組まれています。年間を通して曜日が固定されるため、アルバイトや生活の予定を立てやすいのもポイントです(一部コース・科目は例外あり)。

人気の理由④:日本人が申請できる奨学金が充実

トーレンス大学は、留学生向けの奨学金の種類が豊富です。中でも日本人留学生にとって大きいのが、成績条件が設けられておらず、対象国のパスポートを持っていれば申請できる「Motivational Scholarship(モチベーショナル奨学金)」です。

日本人が申請できる「Motivational Scholarship」

Motivational Scholarshipは、東アジアなど対象地域のパスポートを持つ新入生の留学生が対象の奨学金です。日本は東アジアに含まれるため、日本のパスポートを持つ方は申請の対象となります。高い成績や特別な実績は求められず、所定の申請フォームを提出して審査を受ける仕組みです。

Motivational Scholarshipの概要

  • 減額率:コース全体の授業料が最大25%オフ
  • 対象:学部・大学院に入学する新入生の留学生(BMIHMSのコースを除く全学部)
  • 主な条件:対象国のパスポートを保有していること
  • 適用期間:コース修了まで
  • 締切:入学時期ごとに変動

その他の主な留学生向け奨学金

状況によっては、ほかの奨学金が使える場合もあります。どれが適用できるかは、志望コースや経歴によって異なります。

奨学金名 減額率 主な対象
Motivational Scholarship 最大25% 対象国(日本を含む)のパスポートを持つ新入生
Family Scholarship 35% 在学生・入学予定者・最近の卒業生の家族
Offshore Online Scholarship 最大30% オーストラリア国外からオンラインで学ぶ新入生
パスウェイ・提携校奨学金 20〜45%など 提携校・進学準備プログラムからの進学者
BMIHMS奨学金 10〜50% ブルーマウンテンズ・ホテルマネジメントスクールの新入生
📌 補足:奨学金の情報について
上記は2026年10月時点で大学公式サイトに掲載されている情報をもとにまとめています。奨学金の内容・条件は入学時期ごとに変更されることがあるため、出願前に最新情報を確認しましょう。

奨学金を利用した出願の流れ

Motivational Scholarshipを利用する場合の、一般的な出願の流れは以下のとおりです。

Step 1

コースと入学時期を決める
学びたい分野・キャンパス・入学時期(2月・6月・9月ごろ)を決め、入学条件(学歴・英語力)を確認します。

Step 2

入学申請と奨学金申請フォームを提出する
入学申請とあわせて、大学指定の留学生向け奨学金申請フォームを提出します。

Step 3

入学許可・奨学金の審査結果を受け取る
審査後、奨学金が適用された内容で入学許可書(オファーレター)が発行されます。

Step 4

入学手続き・学生ビザ申請
オファーを受諾して入学手続きを行い、学生ビザを申請します。

出願前に知っておきたい注意点

⚠️ 奨学金は「申請できる」=「必ずもらえる」ではありません
Motivational Scholarshipには定員枠があり、申請内容の審査があります。また減額率は「最大25%」のため、コースや入学時期によって実際の割合が異なる場合があります。

⚠️ 奨学金を継続するための条件も中にはあります
奨学金を維持するには、年間を通じてフルタイムの履修量を保つ必要があります。また、奨学金は授業料のみ・初回履修の科目のみに適用され、不合格で再履修する科目は満額の授業料がかかります。

⚠️ 3学期制は学期間の休みが短め
学期が3つある分、学期と学期の間の休みは2学期制の大学より短くなるのが一般的です。一時帰国や旅行の計画は、学年暦を確認してから立てましょう。

よくある質問 FAQ

トーレンス大学は私立ですが、学位の価値は公立大学と違いますか?

トーレンス大学はオーストラリアの高等教育査定機関(TEQSA)に大学として登録されており、学位はオーストラリアの資格枠組み(AQF)に準拠しています。私立だからといって学位の位置づけが下がることはありません。

日本人でもMotivational Scholarshipは申請できますか?

はい。対象地域に東アジアが含まれているため、日本のパスポートを持つ新入生の留学生であれば申請の対象です。成績条件は設けられていませんが、定員枠があり審査があるため、早めの申請がおすすめです。

3学期制だと卒業までの期間は短くなりますか?

年間の履修科目数が同じであれば、卒業までの期間は2学期制の大学と大きく変わりません。3学期制の主なメリットは、1学期あたりの科目数が少なくなり、1科目に集中しやすくなる点と、入学のチャンスが年3回ある点です。

留学生が多いと、英語力が伸びにくいのでは?

授業やグループ課題はすべて英語で行われ、さまざまな国の学生と英語でコミュニケーションをとることになります。同じ留学生同士だからこそ遠慮せず意見を交わしやすく、実践的な英語力を伸ばしやすい環境といえます。

どのキャンパスを選べばよいですか?

アデレード・シドニー・メルボルン・ブリスベンにキャンパスがありますが、開講しているコースはキャンパスごとに異なります。学びたいコース・生活費・都市の雰囲気をあわせて比較するのがおすすめです。

SOL留学のサポート

SOL留学では、トーレンス大学への出願をはじめ、オーストラリアの大学選びを無料でサポートしています。

「自分は奨学金の対象になる?」「どのコース・キャンパスが合っている?」といった疑問にも、現地の情報をもとに一人ひとりに合わせてお答えします。

    • コース・キャンパス選びのご相談
    • 入学申請・奨学金申請書類の準備サポート
    • 学生ビザ申請のご案内
    • 渡航前の準備・現地生活のご相談

奨学金には定員枠があるため、気になる方はお早めにご相談ください。

📝 まとめ:トーレンス大学は「留学生が挑戦しやすい」私立大学

トーレンス大学が人気を集めているのは、オーストラリアで数少ない私立大学として実践的な学びを提供していること、留学生が多く協力し合える環境があること、そして3学期制で1学期あたりの負担が軽いことが理由です。

さらに日本人なら成績条件なしで申請できるMotivational Scholarshipを使えば、授業料を最大25%抑えられる可能性があります。オーストラリアの大学留学を検討している方は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてください。