ワーキングホリデービザ(417)とは?
2026年最新の条件・費用・申請の流れ
18歳から30歳の方向け、オーストラリアで最長12ヶ月「働きながら旅する」ための完全ガイド
「オーストラリアでワーホリをしたいけれど、条件や費用が最近変わったらしくて不安」「何から準備すればいいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。実際、2026年7月には申請費用の大幅な改定が行われており、最新情報を押さえておかないと想定外の出費につながることもあります。
本記事では、オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)の公式情報をもとに、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)の対象条件・費用・申請の流れ・2年目/3年目ビザの取得条件・2026年の最新動向までをわかりやすく整理しました。
ワーキングホリデービザ(417)とは?
ワーキングホリデービザ(サブクラス417)は、日本を含む協定国のパスポートを持つ18歳から30歳までの方が、最長12ヶ月間オーストラリアに滞在しながら、休暇を主な目的として一時的な就労・就学を行うことを認めるビザです。
正式名称はWorking Holiday visa(サブクラス417)で、オーストラリアと協定を結んでいる国・地域出身の若者を対象に、異文化交流を目的として運用されている制度です。日本のパスポート保持者はこのサブクラス417の対象国に含まれています。なお、アメリカ・中国・タイなど一部の国のパスポート保持者はサブクラス462「Work and Holiday」の対象となり、年間発給数の上限など条件が異なります。
就労
- 職種の制限なくフルタイムで就労可能
- 原則、同一雇用主のもとで最長6ヶ月まで
- 収入をホリデー費用に充てられる
就学
- 語学学校や専門コースなどで学習可能
- 就学・トレーニングは最長4ヶ月まで
- RSA・バリスタ、語学コースが主流
渡航
- ビザ有効期間中は出入国が自由
- 他国への旅行や一時帰国も制限なし
- オーストラリア国内も自由に周遊可能
ホリデー
- 就労・就学は必須ではない
- 休暇として自由に時間を使える
- 資金と相談しながら旅程を組める
一番の違いは対象国です。日本のパスポート保持者はサブクラス417(ワーキングホリデービザ)の対象になるため、一部の国が使用するサブクラス462(Work and Holidayビザ)情報とは異なるため、最新情報の取り違えに注意。
申請条件(対象者の要件)は?
ワーホリ417ビザの申請には、年齢・パスポート・健康・犯罪歴等・資金など複数の条件を満たす必要があります。1つでも欠けると申請が認められません。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 申請時点で18歳以上30歳以下であること(日本のパスポートの場合) |
| パスポート | 協定国(日本を含む)の有効なパスポートを所持していること。初回のサブクラス417ビザはオーストラリア国外から申請する必要がある |
| 健康 | オーストラリア政府が定める健康基準を満たしていること。求められた場合は健康診断を受診 |
| 犯罪歴等 | 良好な素行を有すること。場合により無犯罪証明書の提出を求められる |
| 資金 | 生活費としてAUD5,000程度の資金、および帰国用航空券(または購入費用)の証明があると望ましい |
| 扶養家族 | 子どもを同伴しての申請は不可 |
| 英語力 | 必須要件ではないが、基本的な英語力(functional English)があることが推奨される |
ワーキングホリデービザの申請は30歳まで可能となり、これは31歳の誕生日を迎えるまで可能という判断になります。これらの内容を踏まえて、余裕を持って早めに申請することが重要です。
申請費用はいくら?(2026年7月改定後の最新料金)
2026年7月1日の制度改定により、ワーホリ417ビザの申請費用は初回申請でA$840、2回目・3回目の申請ではA$1,000に引き上げられました。
オーストラリアの査証料(Visa Application Charge)は毎年7月に見直されるのが通例ですが、2026年7月の改定では他の多くのビザ区分の値上げ幅(約25%)に対し、417ビザの2回目・3回目申請は約49%というより大きな引き上げとなっています。
| 申請区分 | 料金(2026年7月1日〜) |
|---|---|
| 初回申請(1年目) | A$840 |
| 2回目申請(2年目) | A$1,000 |
| 3回目申請(3年目) | A$1,000 |
1年目から3年目まですべて申請した場合、査証料だけで合計A$2,840かかる計算になります。これに加えて、渡航費・海外旅行保険・当面の生活費などを見込んでおく必要があります。申請前に、内務省公式サイト(Working Holiday visa subclass 417)で最新の金額を必ず確認してください。
査証料は毎年7月に改定されるのが通例です。申請直前に、内務省公式サイト(Working Holiday visa subclass 417)内のVisa Pricing Estimator(査証料金試算ツール)で最新の金額を必ず確認してください。
ビザでできること・主な条件は?
417ビザ保持者は、最長12ヶ月間、就労・就学・旅行を自由に組み合わせることができますが、それぞれにいくつかの制限があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 就労 | 職種の制限なくフルタイムで就労可能。ただし同一雇用主のもとでは原則最長6ヶ月まで(条件8547) |
| 就学 | 語学学校や専門コースなどでの就学・トレーニングが最長4ヶ月まで可能 |
| 渡航 | ビザ有効期間中は何度でも自由にオーストラリアへ出入国可能 |
| 帯同家族 | 子どもの同伴は不可。配偶者・パートナーは別途本人のビザが必要 |
同一雇用主のもとでの就労は原則6ヶ月までですが、農業・畜産などの一次産業、災害復興支援、医療・高齢者/障がい者ケア・保育などの重要分野、北部オーストラリアの漁業・真珠採取・林業・鉱業・建設業などの特定業種では、内務省の許可を得ることで延長が認められる場合があります。延長には事前の許可申請が必要です。
申請の流れは?
417ビザの申請はすべてオンラインで完結し、大きく分けて5つのステップで進みます。
Step 1
内務省の公式ポータル(online.immi.gov.au)でアカウントを作成します。以降の申請・書類提出・審査状況の確認はすべてこのアカウントを通じて行います。
Step 2
パスポートのコピー、資金証明(銀行残高証明書など)、健康診断結果(求められた場合)などを準備します。
Step 3
個人情報・渡航歴・就労歴などを入力し、クレジットカードなどで査証料を支払って申請を提出します。
Step 4
内務省から追加で書類や健康診断の受診を求められる場合があります。指示があった場合は速やかに対応しましょう。
Step 5
審査が完了すると、ImmiAccount上でビザ付与の通知が届きます。処理期間は混雑状況によって数日〜数週間程度と幅があります。
2年目・3年目ビザ(セカンド・サードワーホリ)の条件は?
1年目のビザ期間中に、指定された地域・分野で一定期間の「特定の仕事(Specified Work)」を行うことで、2年目・3年目のワーホリビザを取得できます。
| 申請回数 | 必要な特定就労期間 |
|---|---|
| 2年目(セカンドワーホリ) | 1年目のビザ期間中に88日間(約3ヶ月)の特定就労 |
| 3年目(サードワーホリ) | 2年目のビザ期間中に6ヶ月間の特定就労 |
特定の仕事として認められる主な分野は次の通りです。
-
- 農業・畜産・園芸などの一次産業(プラント・アニマルカルティベーション)
- 漁業・真珠採取業
- 林業(伐採含む)
- 鉱業
- 建設業
- 災害復興支援に関わる業務
- 医療・高齢者/障がい者ケア・保育などの重要分野
- リモート/超リモート地域における観光・宿泊業
特定の仕事として認められるかどうかは、業種だけでなく実施した地域(ポストコード)によっても判定されます。内務省公式サイトのSpecified Work一覧ページで、渡航予定地域が対象かどうか事前に確認しておきましょう。
セカンド・サードワーホリについて詳しく見る
対象エリアや職種の選び方、申請のタイミングをまとめてチェックできます
セカンド・サードワーホリを見る
2026年の最新動向は?
初回申請がA$670からA$840へ、2回目・3回目申請がA$670からA$1,000へと、それぞれ引き上げられました。詳細は上記「申請費用」セクションをご覧ください。
2026年7月1日から、キプロス・フィンランド・ドイツ・韓国のパスポート保持者に限り、申請可能年齢の上限が30歳から35歳に引き上げられました。日本のパスポート保持者は引き続き18歳から30歳までが対象です。
あわせて、年齢条件の判定タイミングが「審査時点」から「申請時点」に変更されており、期限内に申請さえ済ませておけば、審査中に誕生日を迎えても問題ないルールとなりました。オーストラリアの移民制度は今後も見直しが行われる可能性があるため、渡航直前には必ず内務省公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
よくある質問 FAQ
日本のパスポートでも年齢上限は35歳に引き上げられますか?
いいえ。2026年7月の引き上げはキプロス・フィンランド・ドイツ・韓国のパスポート保持者のみが対象で、日本のパスポートの場合は引き続き18歳から30歳までが対象です。
ワーホリ中に語学学校に通うことはできますか?
はい、最長4ヶ月まで語学学校などでの就学・トレーニングが認められています。留学とワーホリを組み合わせるプランを選ぶ方も多くいます。
同じ職場で6ヶ月以上働くことはできますか?
原則できませんが、農業・畜産などの一次産業や医療・介護・保育などの重要分野、北部地域の特定業種などは例外的に延長が認められる場合があります。延長には内務省への事前の許可申請が必要です。
2年目・3年目のビザは誰でも取得できますか?
いいえ。指定地域での「特定の仕事(Specified Work)」を、2年目は88日間、3年目は6ヶ月間行うことが条件となります。誰でも自動的に延長できるわけではありません。
ワーホリ終了後、そのままオーストラリアに住み続けることはできますか?
417ビザ自体に永住権への直接の道はありませんが、ワーホリ中の就労経験や就学を通じて、学生ビザや技術ビザなど他のビザへ切り替える方が多くいます。早めに次のプランを考えておくと安心です。
SOL留学のサポート
ワーホリは条件がシンプルに見える一方、渡航先の選び方や特定の仕事の探し方、ビザ延長のタイミングを一歩間違えると、時間と費用を大きく無駄にしてしまう可能性があります。SOL留学では、ワーホリを最大限に活用するための学校選び・渡航プランニングから、以下のようなサポートを行っています。
オーストラリア政府認定移民エージェント(MARA登録エージェント)と連携しながら、お一人おひとりの状況に合わせて最適なワーホリプランをご提案します。まずはワーキングホリデープランのページで全体像を確認したり、ビザ一覧から他のビザとの比較をしてみるのもおすすめです。
- 渡航都市・語学学校選びのご相談
- 特定の仕事(Specified Work)が可能な求人・地域のご案内
- ビザ申請書類の準備サポート
- ワーホリ後の学生ビザ・永住プランへの切り替えご相談
「ワーホリでどんなことができるのか分からない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。
📝 まとめ:2026年のワーホリは「最新の条件」を押さえてから準備を
ワーキングホリデービザ(417)は、日本のパスポート保持者であれば18歳から30歳の間、スポンサーなしで最長12ヶ月間オーストラリアでの就労・就学・旅行を自由に組み合わせられる貴重な制度です。ただし2026年7月には査証料の引き上げや年齢判定タイミングの変更など、見逃せないアップデートがありました。
渡航都市の選び方、特定の仕事(Specified Work)の探し方、2年目・3年目への延長計画は、いずれも早めに準備するほど選択肢が広がります。渡航を検討し始めた段階から、最新情報をもとに逆算してプランを立てることをおすすめします。
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