皆さん、こんにちはSOL留学カウンセラーのハルキです!

本日はオーストラリア移住・永住を考えられる際に一度は聞いたことがあるであろう491ビザにつきましてお話ししたいと思います!

近年、永住まで視野に入れたオーストラリア留学というものが急速に広まっており、数多くあるビザの中でもこちらの491ビザの申請を考えられる方がとても多くなっています。実はSOL留学でも移民・永住に関するお問い合わせがとても増えており、SOL留学の認定移民エージェントによるサポートによって今年も数多くの学生さんがこちらのビザを取得されています!

という事で、今回は大変お問い合わせの多いこちらのビザにつきまして、簡易的なビザの概要となぜ491ビザ申請を考える方が増えているのか5つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います!

1. Subclass 491Visaとは?

こちら正式にはSkilled Work Regional (Provisional) visa, Subclass 491となり、日本語では地方移住暫定スポンサービザと呼ばれます。

こちらは5年の暫定ビザとなり、オーストラリア内で定められている地方地域で各申請条件(職歴や学歴など)を満たすことで各州政府からノミネートされビザの取得が可能となります。主な申請条件は以下の通りになります:

● 特定エリアに在住の親戚のサポートを受けるか、州政府からスポンサーされなければいけない。

● EOIポイントテストで最低65に達する事。

● 年齢18歳以上から45歳未満であること。

● 各職種ごとにおける技術(移民局選定技術:Combined list of eligible skilled occupations)の技術査定 (Skill Assessment)をパスする事。

● 指定の英語力を保有している事(Competent English:IELTS 6 in each band等)

● 健康状態の証明、犯罪歴・起訴歴等の証明。

 

以上を踏まえたうえで、こちらのビザがなぜ今永住権申請の為に選択肢として人気になっているのか、ビザ自体の特徴・ビザ申請までの経緯などを踏まえ大きく5つのポイントに分けてお話ししたいと思います!

1. 就労、履修可能なビザ + Medicare

留学をする際に一番重要なことの一つとして就労可能なビザとそのコンディションがあげられるかと思います。491ビザではその他の就労・永住ビザと同じくFull-timeでの就労が可能となります。また、学校での履修にも制限がないため5年間の制限無しのビザが取得できるのは大きなメリットとなります。またこちらのビザではスポンサービザなどの他の就労ビザとは異なりMedicareへの加入も認めれています!

2. 卒業ビザの延長

491ビザ申請を考える際、仕事先を指定のRegional地域で探すほかに必要学位をその指定地域で取得される方が多くなります。その際に通常学位と各職種の条件に応じて2-4年間の卒業ビザが下りるところ、Regional地域で履修を完了した場合にはこちらの卒業ビザがさらに1年から2年延長可能となっています。

卒業ビザは留学生にとって就労制限のない貴重なビザになりますので、その期間が延長できるのは将来のビザ申請において大きな利点となります。

3. Regional地域におけるコスト

同じくこちらのビザ申請を考え、これらの地域に移住し学習もしくは就労した際にもう一つの利点が生まれてきます。それは滞在コストになります。

Reginal Areaと指定されている地域の多くが他の都市部(シドニー、メルボルン、ブリスベン) などと比べ家賃などの生活費も低くなり、専門学校・大学の学費も割安になる傾向があります。永住ビザなどの申請には多額の申請費がかかってくるためそのためにコスト削減ができるのも一つの利点ではないでしょうか。

4. 申請条件の緩和

通常、永住権を考えられる際に多くの方がSubclass 189 Visa や Subclass 190ビザなどの申請をお考えになります。しかしこれらのビザは競争性が高く申請条件も年々高くなっています。そんな中491ビザは他のビザと比べ申請条件が優しい部類となります。

  • EOIポイント

競争するうえで大きな壁となるのが、EOIポイントをどれだけ稼ぐことができるかになります。これらのビザを申請するうえでEOIポイントは最低65ポイントから可能となりますが、ビザ申請者の増加に伴いこちらも例年と比べより高いポイントを保持する申請者がビザ取得につながっています。

  • 職歴

ビザ申請の際に必要となってくるのが職歴になりますが、こちらもまた他のビザと比べ基準が比較的に簡易的になっています。例えばある州では190ビザ申請の場合職歴が最低1年もしくは2年必要であるのに対し同じ州の同じ職種の場合であっても491ビザの場合半年で良いこともあります。

 

もちろんこちらは申請する州や職種によっても変わりますが、総じて申請条に対する難易度は下がる傾向にあります。

5. 将来的なビザ申請オプション

491ビザ申請の為に住まいの変更や指定の履修・就労などを行っていくわけですがが、忘れてはいけないのがこれらをすべて完了した際に申請できるビザは491ビザだけではないという事です!

どういうことかというと、491ビザの申請の為には学歴や職歴そして申請地域が重要になります。そのためほとんどの方が申請希望の地方地域に移住するわけですが、その際にオーストラリアでの学歴や職歴を重ねることで他のビザの申請基準も満たすことが可能になります、つまり保有EOIポイントによっては189, 190ビザやスポンサー次第では482(TSS)ビザの申請も可能になるという事です。

逆に都市部でビザ申請を考え準備を進めた場合、もちろん上記の就労・永住ビザの申請は可能になりますが491ビザの申請は不可能となります。

そのため491ビザ申請準備をRegional地域で進めることは、将来的に申請可能なビザオプションが増えるという事になります。

まとめ

以上が491ビザを申請もしくは申請準備するうえで得ることのできる5つの大きなポイントとなります。ビザ自体にも大きな利点がありますが、こちらのビザ申請準備を進めるだけでもビザ申請者にとってメリットになることがわかりますね!

こちらにつきまして何かご不明点等ございましたら、是非SOL留学までお問い合わせいただければと思います!

また、SOL留学のウェブサイト, Instagram, FacebookなどではSOL留学を通して永住ビザを取得された方の情報などをご紹介させて頂いています。

是非参考までにご覧頂ければと思います。