シドニー工科大学（UTS）
皆さんこんにちは、留学カウンセラーのハルキです。
今回はシドニーシティに唯一キャンパスを構えるシドニー工科大学（UTS）につきましてご紹介したいと思います。こちらは名前にもある通り建築やエンジニアリング、ITなどの学部分野において注目される大学ではありますがこれら以外にも数多くの学部を提供する総合大学となっています。1988年創立と他と比べても比較的若い大学にはなりますが、大学のスローガンでもある”Think Differently”にあるとおり独自の教育方針による実践力の取得に重点を置いておりその評価はオーストラリアのトップ大学と位置付けられるGo8にも劣りません。
今回はこちらのシドニー工科大学（UTS）のさらなる特徴と魅力につきましてお伝えしていきます！
大学基本情報
BASIC
INFORMATION
大学名
シドニー工科大学（UTS）
設立
1988年
総学生数
約24,000人
留学生率
約32 %
キャンパス
Broadway (NSW), Haymarket (NSW), Blackfriars (NSW)
世界大学ランキング
QS World University Ranking 133位 (2022年)
主な学部
ビジネス、マネジメン、経済, コミュニケーション・メディア, デザイン・建築・建設, 教育, エンジニアリング, ヘルス（看護、助産）IT、国際関係、法律、会計・ファイナンス, 理数学、総合政策学など
クイーンズランド工科大学の魅力
Attractiveness
魅力１：QS World University Rankings Under 50
大学の評価の指標ともなっているこちらのQS World University Rankingsですがこちらの中でも設立５０年以下の大学を対象にしたQS World University Rankings Under 50ではなんと総合世界11位となっており(2021年度) また、オーストラリア国内では他の大学を差し置いて堂々の１位となっています！こちらからもわかる通りUTSは若い大学の中でも世界的にトップレベルの大学となっています。
また、学部別ではArt&Design や Nursingなどの４分野において世界ランキング５０位以内を誇り、オーストラリア内でのランキングではNursing, Library & Information Managementなどの分野で１位に輝いています。
魅力２：シドニーシティ唯一の大学キャンパスと充実の施設内容
冒頭でもお伝えしたようにシドニー工科大学（UTS）はシドニー市の中心部にメインキャンパスが存在する唯一の大学となっています。観光地としても有名なシドニーですがビジネス、商工業、金融などにおいても中心地となっておりそれらの企業と強いつながりがあるという点は在学生からしても大きな魅力となります。また、２０１９年に完成したUTS Centralは総額10億豪ドルもの費用を費やしていることもあり、学生の共有施設や図書館などが充実しているのはもちろん、学部の研究施設などが多く組み込まれています。学生が使用できるUTSライブラリーは2021年度の The Australian Library Design Awardsにおいて受賞された経歴があります。
魅力３：実践力重視のカリキュラムと高い就職率
学校のスローガンにもある通りこちらの大学では卒業後社会にて即戦力として実戦で使えるスキルの習得に重点を置いているため、コースカリキュラムにもインターンシップや実習などの実践型授業が多く組まれており、これらを提供する提携企業はなんと1000社以上にも及びます。またGraduate Employability（雇用可能性）の分野ではシドニー工科大学は世界ランキングで69位、またオーストラリア内では7位と、就職率に大きな強みを持った大学となっています。
魅力４：学生と企業における多様性
冒頭の留学生比率(32%)からもわかる通り、在学生の国籍は国内の大学の中でもトップレベルで多様となっています。留学生という観点では同じ境遇の友達ができるのは心強く、また様々な価値観を得ることができるのは留学生活における大きな財産になるかと思います。
また、学生だけではなく上記にある提携企業もまた多種多様となっています。UTSと共同プロジェクトを行っている企業は数多く中でもGoogle、IKEA、Westfield、リーデルといった様々なジャンルの世界的ブランドとの提携があります。さらに、Appleの共同創業者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏が非常勤教授として教壇にたつこともあり、ロボット工学や人工知能を研究に対する指導なども行われました。
魅力５：充実の入学準備コースの提供
シドニー工科大学では上記の通り様々な分野での学部・専攻を提供しており、各入学基準や方法は異なってきます。留学生の方の中では大学への直接入学基準を満たすことができない場合もありますので、そういった方のためにUTSでは傘下校であるUTS Collegeにて独自の入学準備コースを豊富にそろえています。
取得する入学準備コースは各個人の必要な要素によって変わってきますが、UTS Collegeでは英語コースからファウンデーションコースまで幅広くカバーされています。またUTS Collegeで専門学コース(Diplomaなど)を取得し大学二年次に編入することも可能になります。
コース内容と大学入学方法につきましては以下の通りになります:
入学方法
オーストラリアの大学のほとんどが、入学条件として高校の成績が必要です。規定の成績に満たなければ入学できません。しかし、オーストラリアの大学では成績が足りない学生にもパスウェイコースという代用コースが存在しており、最終的に大学に入学することができるようになります。（こちらのパスウェイコースについて詳しく知りたい方はこちらで解説しています。）日本の高校以上の学位卒業時からシドニー工科大学（UTS）に入学する道のりは以下の３通りです。
シドニー工科大学では一定の最終学歴（高等学校過程）を取得していれば、大学でほとんどのコースに直接入学が可能です（※一部コースを除く）。ただし英語条件が満たなければ英語のパスウェイコース受講の必要があります。
DiplomaとはBachelor（学士）の一つ下の学位です。高校の成績約2.8相当とIELTS5.5(5.0) – IELTS6.0(5.5) 相当の英語力証明があればほとんどのDiplomaに入学可能です。８か月～１年半のDiplomaを取得するとBachelorの期間が１年免除されることがほとんどですので、学費も浮いてお得なになり、大学への直接入学条件を満たしていてもDiplomaからスタートされるかたも多くいらっしゃいます。ただし全てのコースにDiplomaがあるわけではありませんので注意が必要です。
仮に大学入学に必要な条件として課される成績や必須科目を満たしていない場合でも、こちらのファウンデーションコースを履修することで入学条件を満たすことも可能になります。こちらのコースでは希望の科目を約８カ月から１年間履修したのちに既定の成績を満たしていた場合大学への入学が可能となります。Diplomaコースとの違いとしてこちらはあくまで入学基準を満たすコースになるので、卒業後も大学一年時からの入学となります。
また、こちらのコースの入学にはIELTS 5.5 以上またはUTS College でのAcademic English level: AE3コース修了の証明が必要になります。
英語力が入学条件に足りていなくても大丈夫です。UTS College が提供する English Language Programsでは大学申請時に英語力を満足していない方を対象にしており、付属語学コースからスタートし一定条件を満たすことで大学に入学することができます。こちらのコース入学にはIELTS4.0 – 5.0相当の証明もしくは指定の語学コースを修了している必要があります。また、進学予定の学部学科により語学コースをどのレベルで終了する必要があるのかが変わってきますので、こちらは事前に確認が必要になります。
以上のように、大学への直接入学の他にも様々な入学方法が存在します！
Course
introduction
コース紹介
専門性の高いコースから一般分野まで幅広い専攻学科を提供しているシドニー工科大学ですが、今回は全てのコースをご紹介しきれないため、中でも留学生の方に人気のコースを紹介したいと思います！
シドニー工科大学 (UTS) 奨学金（2024年）
奨学金: 修士留学生対象(新規) $3,000 OFFがもらえるチャンス！こちらの詳細に関してはシドニー工科大学(UTS)ホームページの奨学金情報にてご確認いただけます！またオーストラリア2024年奨学金最新情報から「成績条件無し！申請難易度が低い奨学金情報」についてもご紹介しております！最新アップデートされた成績条件無し、また奨学金申請の難易度が低い奨学金の情報ですので、是非一度こちらも目を通してみてください！
まとめ
いかがでしたでしょうか？最新・最先端を行くこちらシドニー工科大学
ですが世界ランキング上位に位置することだけではなく、学生や提携企業の多様性など社会に出るうえで実践的なスキル経験を積みたい方にはとても魅力的な大学ではないでしょうか？まだまだご紹介しきれていない魅力や特徴も多くありますが、こちらの大学につきましてより詳しい情報をお求めの際は是非SOL留学までお問合せください。
また、奨学金などの情報も随時SOL留学Instagram・Facebookなどで発信しておりますのでこちらも是非チェックしてみてください！