南オーストラリア大学
オーストラリアの新興大学の中でも世界的な評判を持ち、留学先のオプションとして近年さらに注目を浴びている南オーストラリア大学 – University of South Australiaにつきましてご紹介したいと思います。こちらの大学は名前にある通り南オーストラリア内に４つキャンパスを構える大学となり、近年注目を浴びている理由としてはその歴史の若さに対しての世界的知名度や教育の質そしてやはり地方エリアにキャンパスを構えることによるオーストラリアでの就労や永住権取得に対する多くのメリットになります。それ以外にも近代的且つ専門的な教育方針やその提供コースについてお伝えしていきます！
大学基本情報
BASIC
INFORMATION
大学名
University of South Australia
設立
1991年
総学生数
約35,000人
留学生率
約25%
キャンパス
City East Campus, City West Campus, Magill Campus, Mawson Lakes Campus
世界大学ランキング
QS World University Ranking 363位 (2022年)
主な学部
教養部, 会計学部, ビジネス, 建築学, インテリア建築学, 建築環境学, 応用言語学, 文化研究, 言語, 法学, 政治, 心理学, 社会学, 舞台芸術, ソーシャルメディア, スクリーンスタディ, 航空学, デザイン＆マーケティング, 経済・貿易, 金融, 不動産, スポーツマネジメント, 観光学, 商学・メディア, コミュニケーション＆メディア, 現代美術, 生物学, 化学, 環境システム, 薬学, 放射線医学, 看護学, 心理科学, 食品科学など
南オーストラリア大学の魅力
Attractiveness
魅力１：国内最大級の留学生徒数
設立間もない大学ということもあり南オーストラリア大学と聞いてあまりイメージが思い浮かばない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は総生徒数は35,000人を超え国内でも最大級の世界８５ヵ国から約12,000人を超える留学生の数を有しています。その理由としては次に述べられるその立地や留学生が多いことから生じる学生への手厚いサポートなどが支持されるポイントの一つとなっています。また、現地での学習に置いて同じ境遇の友達が多く作れることは留学生活においても大きな利点になるかとは思います！
魅力２：先進的なサポート体制と充実の施設
冒頭にある通りこちらの大学は1991年創立と他の大学と比べても歴史が若い大学になります。歴史の長さ=大学の質と考えられることもしばしばありますが、こちらの大学はその若さゆえに教育方針やサポート体制も時代の流れに合わせたものとなっています。特に授業や研究機関ではその道のプロや現役の専門家を指導員として取り入れより実践的かつタイムリーな専門的知識・情報を得ることが可能となります。また、大学の施設も最先端の技術を取り入れておりその中でも学生への学習スペースやオンラインサービスの一環として３０以上のコンピュータールームを２４時間開放する試みは学生から絶大な支持を得ています。
魅力３：タディー・オン・デマンド（Study on demand）制
南オーストラリア大学では前述の通り授業カリキュラムや学生サポートへ積極的に最先端の技術を通り入れています。その一環として、スタディー・オン・デマンド（Study on demand）制は設立されました。履修可能な条件は通常のコースとは異なりますが100％オンラインでコース履修ができるようになり、70以上のコースから自分に合ったものを選ぶことができます。各学生のニーズに合わせて柔軟にコース提供の方法を変えることができるのは大きなポイントになります。
魅力４：地方エリアキャンパス
南オーストラリア大学への留学における最大のポイントのうちの一つである地方エリアについて、こちらの大学はオーストラリアが定める地方エリアにキャンパスを構えています。冒頭にあるとおり近年オーストラリアでの就労や永住権を視野に入れた留学が急増しており、その点で地方エリアキャンパスでの学習は卒業ビザの機関や永住ビザ申請ポイントの加算など様々な特典があり、これらの理由からこちらの大学に対する注目度も上昇しています。主な具体的なメリットとしては卒業後に取得することができる卒業ビザの期間が延長可能である点や、その地域での就労・永住ビザを申請する場合他の都市と比べポイントが取得しやすくなる可能性があるなど様々になります。
魅力５：手に届く奨学金、リーズナブルな学費
数々の賞を受賞している実力のある大学ですが、学費がリーズナブルなのも特徴です。
比較的どこの大学でも提供しているMaster of Business Administrationコースを例にオーストラリアの主要大学の２０２２年年間学費と比べてみました。
University of South Australia: $35900
The University of Adelaide: $50000
The University of New South Wales: $45410
University of Sydney: $44,460
The University of Western Australia: $38750
The University of Melbourne: $44748
Monash University: $47998
Australian National University: $45768
比べてみると、圧倒的に南オーストラリア大学の学費が安いことが分かります。
また奨学金も手に届く内容です。奨学金というと高い成績条件のイメージがありますが、南オーストラリア大学は比較的申請しやすいのも魅力です。
特に注目の奨学金は以下の通りです。
- International Merit Scholarship
内容：全授業料の１５％オフ
対象者：最終学歴でGPA5.0/7.0以上ある方。学士修士に限らず全コース対象
魅力６：充実の進学オプション
オーストラリアの大学では直接入学以外の選択肢の少なさや難易度が目立つところが多くなりますが、南オーストラリア大学では大学独自の直接入学以外に使用される“パスウェイ”プログラムやその他の入学基準を満たすための準備コースなどが提携校などによってとても充実しています。
入学方法
オーストラリアの大学のほとんどが、入学条件として高校の成績が必要です。また学部によっては規定の成績に満たなければ入学できません。しかし、オーストラリアの大学では成績が足りない学生にもパスウェイコースという代用コースなどが存在しており、最終的に大学に入学することができるようになります。（こちらのパスウェイコースについて詳しく知りたい方はこちらで解説しています。）日本の高校以上の学位卒業時から南オーストラリア大学に入学する道のりは以下の４通りです。
南オーストラリア大学では一定の最終学歴（高等学校過程）を取得していれば、大学でほとんどのコースに直接入学が可能です（※一部コースを除く）。ただし英語条件が満たなければ英語のパスウェイコース受講の必要があります。
DiplomaとはBachelor（学士）の一つ下の学位です。こちらの大学の場合高校の成績約2.5-3.0相当とIELTS5.5(5.0) – 6.0 (5.5) 相当の英語力証明があればほとんどのDiplomaに入学可能です。８か月～１年のDiplomaを取得するとBachelorの期間が１年免除されることがほとんどですので、学費も浮いてお得なになり、大学への直接入学条件を満たしていてもDiplomaからスタートされるかたも多くいらっしゃいます。ただし全てのコースにDiplomaがあるわけではありませんので注意が必要です。
仮に大学入学に必要な条件として課される成績や必須科目を満たしていない場合でも、こちらのファウンデーションコースを履修することで入学条件を満たすことも可能になります。こちらのコースでは希望の科目を約８カ月から１年間履修したのちに既定の成績を満たしていた場合大学への入学が可能となります。Diplomaコースとの違いとしてこちらはあくまで入学基準を満たすコースになるので、卒業後も大学一年時からの入学となります。
また、こちらのコースの入学には通常IELTS 5.5 以上が必要になりますがこちらの大学の場合進学予定の学部に応じてIELTS6.0相当以上が必要になることがあります。詳しくはお問い合わせください。
英語力が入学条件に足りていなくても大丈夫です。English for Academic Purpose(EAP) コースは大学申請時に英語力を満たしていなくても英語力が足りない場合は、付属語学コースからスタートし一定条件を満たすことで大学に入学することができます。こちらのコース入学にはIELTS5.0相当の証明もしくは指定の語学コースを修了している必要があります。また、進学予定の学部学科により語学コースをどのレベルで終了する必要があるのかが変わってきますので、こちらは事前に確認が必要になります。
以上のように、大学への直接入学の他にも様々な入学方法が存在します！
Course
introduction
コース紹介
幅広い分野の専攻学科を提供している南オーストラリア大学ですが、今回は全てご紹介しきれないため、中でも日本人留学生の方に人気のコースを紹介したいと思います！
Bachelor of Business
| 入学日 | １月、４月、６月、９月 |
| 期間 | ３年間 |
| キャンパス | City East Campus, City West Campus, Magill Campus |
| 2024年度年間学費 | $24,200 (要お問い合わせ) |
| 英語条件 | Overall score of 6.0 with minimum 6.0 in each subtest |
| 成績条件 | 高等学校課程 |
Bachelor of Information Technology – Software Development
| 入学日 | ２月、７月、 |
| 期間 | ３年間 |
| キャンパス | Mawson Lakes Campus |
| 2024年度年間学費 | $35,300(要お問い合わせ) |
| 英語条件 | Overall score of 6.0 with minimum 6.0 in each subtest |
| 成績条件 | 高等学校課程 |
Master of Architectural Studies
| 入学日 | ２月、７月 |
| 期間 | ３年間 |
| キャンパス | City West Campus |
| 2024年度年間学費 | $35,300(要お問い合わせ) |
| 英語条件 | Overall score of 6.0 with minimum 6.0 in each subtest |
| 成績条件 | 高等学校課程 |
Master of Aviation (Management)
| 入学日 | ２月、７月 |
| 期間 | ３年間 |
| キャンパス | Mawson Lakes Campus |
| 2024年度年間学費 | $37,700(要お問い合わせ) |
| 英語条件 | Overall score of 6.0 with minimum 6.0 in each subtest |
| 成績条件 | 高等学校課程 |
南オーストラリア大学 奨学金（2024年）
奨学金:留学生(学部別)対象25% OFFの奨学金がもらえるチャンス！こちらの詳細に関しては南オーストラリア大学ホームページの奨学金情報にてご確認いただけます！またオーストラリア2024年奨学金最新情報から「成績条件無し！申請難易度が低い奨学金情報」についてもご紹介しております！最新アップデートされた成績条件無し、また奨学金申請の難易度が低い奨学金の情報ですので、是非一度こちらも目を通してみてください！
まとめ
いかがでしたでしょうか。オーストラリア国内の大学の中でも比較的歴史は若いながらも在学生の数や最先端の技術とロジックを用いた教育方針なオーストラリアでの大学留学を選ぶ際にとても魅力が多い大学であることがお分かりいただけたかと思います。近年大学留学の形態や最終目的が多様化している中こちらの大学のように多様性や柔軟性に富んだ大学は今後もさらに注目を浴びていくかと思われます。
まだまだ、伝えきれていない魅力が多くある南オーストラリア大学ですが、こちらの大学につきましてより詳しい情報をお求めの際は是非SOL留学までお問合せください。
また、奨学金などの情報も随時SOL留学Instagram・Facebookなどで発信しておりますのでこちらも是非チェックしてみてください！