高校留学 ホームステイ オーストラリア 

皆さんこんにちは。SOL留学インターン生のちひろです。 

前回投稿した ”15歳で一人でオーストラリア高校留学”の第二弾。今回はホームステイでの生活についてお話ししていきたいと思います。15歳で親元を離れて異国で別の家族と一緒に生活する様子について詳しい情報をシェア出来たらなと思います。 

1 ホームステイでの生活を始める前に

ホームステイの家族をどうやって決めるのか、疑問に思う方もいらっしゃるかと思います自分の場合ホームステイは学校が提供して下さるシステムであった為、学校が親身に私に合う家族を探してくださいましたホストファミリーを選ぶ際に、ペットがいない家、子供がいる家、学校から近い家、ビーチが近い家など、いくつかの条件を並べる事ができます。全てが希望通りになるとは限りませんが少しでも多くの希望を汲み取ろうと学校側は頑張ってくれました。 

 

また、オーストラリアにいるからといって必ずオーストラリア人のホストになるわけではありません。オーストラリアは多文化であり世界各国から移住された方の多い国です。私は3年間の高校留学のなかで、2回のホストファミリーの変更を経験しており、計3つの家族と生活をしました。どれもトラブルがあり変更したわけではなく、とても稀であるホストの国外への引っ越しにより、自分も引っ越さなければいけませんでした。一つ目のホストはイギリス人、二つ目はドイツ人、三つ目の家族はインド人の家族にお世話になりました。オーストラリアにいるだけで世界一周してるかのような文化体験ができ、とても面白い経験になりました 

 

一つ目のイギリス人ホストファミリーと初めてコンタクトを取った時はまだ自分が日本にいた時でした。ホストファミリーが決まり、エージェントから彼らのメールアドレスを受け取ったためメールを通してご挨拶をし、顔写真を載せて送りました。向こう側からは家族写真やお家の風景などを送ってくれ、また私の好きな食べ物や好きな事について聞いて下さいました。数回のメールでのやりとりを経て、初めてアデレードの空港でお会いしました。メールでのやりとりがあったお陰でお土産選びもしやすく、お家の雰囲気などを前もって知れたので良かったです。 

2 ホームステイでの生活

私がお世話になった三つのホストファミリーでの生活はどれも異なり、家族内のルールもそれぞれでした入居の際にその家独自のルールを伝えられる事が多いです。例えば、シャワーは5分、食後の食器は自分で洗う、自分の部屋を綺麗に保つ、洗濯は週に一回、自宅での喫煙は禁止。他にも細かいルールはありますが、これらがオーストラリアのホームステイでは一般的な生徒が守らなければならないルールになると思います。 

 

他にも小さな子供のいる家庭では、夜ご飯は基本はみんなで食べること、週末はできるだけ家族とどこかに出かけることなどのルールがある傾向であり積極的に触れ合いの場を作って下さりました。反対に自由が多く、一人の時間の多い家族などもありました。私のお世話になったホストファミリーは、週末はどこかへ連れて行ってくれたりホストのお友達のハウスパーティーなどに一緒に参加できたりと日本とは全く違うオーストラリア生活を体験させてくれました。また、大学に向けた勉強をする時間が必要となったり、高学年になればお友達と遊びに行く時間も増えたりした時には家族勉学友達とで程よくバランスの取れた生活を送る事ができました 

 

学校の課題が終わらず嘆いた時には手伝ってくれたり、英語力を伸ばすために毎日英語で日記を書き、間違えているところを訂正してくれたり、悩みがあれば相談に乗ってくれたりと素敵なホストに恵まれたのかなと思います。ルールをきちんと守る事がホストとの関係を築く第一歩だと私は思います。全く違う文化やライフスタイル、考え方に合わせなければならないのは、戸惑いもあり、時にストレスに感じてしまう事もあると思いますが、異文化に慣れてみようする努力を見せるのが大切なんだなと思います。 

 

補足ですがホームステイでの金銭面が気になる方。ホームステイは基本家賃や光熱費、水道代に食費などを全て込みであることがほとんどですアデレードに住んでいた私の場合では一週間に全て込みで約$280ほどでした。 

3 ホームステイの良いところ

食事や生活習慣や考え方など、オーストリアの家庭の中でたくさんのことを学べるということ。ずっと日本で暮らしていた私はこちらの生活に衝撃を受けたり、また自分の当たり前が当たり前ではないと気づいたことが沢山ありました。現地の方と一緒に生活することによって、たくさんの事を知れるその体験は他にない経験になると思います。 

また、英語力の上達スピードもホストファミリーと一緒に住むことによって、早くなるのではないかと思います。常に英語を聞く、話す機会があり、彼らも自分の英語の上達の為に質問をしてくれたり、間違った英語を直してくれます。ホストファミリーを通して友達も増え、色んな単語や言い回し、若い子がよく使うスラングなど、今まで学校では習ってこなかった英語に触れることが出来ます。 

 

私が一番いいなと思えた点は、頼れる存在ができるということです。分からないことや困った事があればすぐに相談できますし、ホストがいて安心できた場面がたくさんありました。例えば風邪をひいてしまい、病院に行かなければならない時には、わざわざ同行してくれたり、アデレードに着いた当初には銀行の開設を手伝ってくれたり、一人慣れない海外で住むとき不安になることはよくあります。そんな時に頼れる存在が近くにいるとても心強いです。特に英語にまだ自信がないと、病院や契約事などを一人でするのはあまりにもハードルが高く感じます。頼れる存在が近くにいて、私の両親も安心していました。 

4 注意点

ホストファミリーとは合う合わないが必ずあります。食文化の違いから自分が苦手な食事を毎日食べなければいけなかったり、相手の考え方や習慣が理解できないことも。ただ、当たり前じゃないことを学ぶのが留学の醍醐味です。各家庭に合わせて生活する努力をしてみるのもいいかもしれません。 

 

どうしても受け入れがたい事に関しては一人で抱え込まず、ホストに相談してみたり、学校やエージェントに話してみるといいでしょうホストの変更はもちろん可能です。居心地が悪い場合には、ただその家族とは合わなかったんだと思い、遠慮せずに自発的な行動に出ることも大切だと思います 

まとめ

最初は慣れないこともあり大変な時もありましたが、今ではホームステイでの生活が自分の価値観を大きく変えてくれた意味のある経験であったと実感しています。18歳以上である場合は一人で住んだり、シェアハウスをする事もでき選択肢が多くあると思いますが、このブログが皆さんの住まいを決めるきっかけになれば幸いです。 

 

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