こんにちは! 

今回は最近ジワジワと人気が出ているElectrical Engineering Draftsperson(電気工学製図技術者)という職業について紹介します。 

日本の方にはまだあまり馴染みがないかもしれませんが、Electrical Engineering DraftspersonMLTSSL(中長期戦略スキルリスト)に含まれている、れっきとした永住権コースでもあるのです。 

目次 

1. Electrical Engineering Draftspersonの人気の秘密 

2. Electrical Engineering Draftsperson の職業事情 

3. Electrical Engineering Technology はどこで学べる? 

4. Electrical Engineering Draftspersonでオーストラリア永住権の目指し方 

1. Electrical Engineering Draftspersonの人気の秘密

人気の秘密はズバリ、オーストラリアでElectrical Engineering Technologyを学ぶメリットはたくさんあるからなのです! 

 

✓専門学校の学位のみで目指せる 

✓学費が安い 

✓オーストラリアで需要がある 

✓永住権が目指せる 

2.Electrical Engineering Draftsperson の職業事情

Electrical Engineering Draftspersonの仕事内容は以下の通りです 

電気設備や電気回路の設計図の作成 

変電所、開閉装置、ケーブル配線システム、モーター制御システムの電気設備と回路の設計やレイアウトなどにおけるエンジニアのをアシスト 

・収集したデータを元に試行、計算、結果のグラフ化、グラフと表の作成 

材料費と数量の見積もり 

設計と完成品が仕様と規制に準拠しているかどうかの検査 

 

電気機器および設備の組み立て、設置、テスト、校正、変更、修理 

 

 

よく混同されるのがElectrical Engineerです。Electrical Engineerは飽くまで『エンジニア』です。オーストラリアでElectrical Engineerになるためには大学の関連学位が必要です今回ご紹介しているのはElectrical Engineering Draftsperson、『設計士、製図技術者』です。Electrical Engineering DraftspersonElectrical Engineerと一緒に働くことはありますが、全く別の職業なのでお気を付けください。またElectronic Engineering Draftspersonともよく間違われますが、こちらはコンピューター通信などのソフトウェアを扱う『電子工学』の製図技術者です。今回ご紹介しているのは『電気工学』の製図技術者です。 

 

Electrical Engineering Draftspersonは需要の高い職業のため政府の調査では2023年の給料が$1816/週とかなり高額です。また74%のDraftspersonがフルタイムで働いており、この先5年の雇用も0.7%増えるという予想がでています。 

Labour Market Insight 

3.Electrical Engineering Technology はどこで学べる?

Electrical Engineering Draftspersonとして働くため、就労ビザを取るためにはAdvanced Diploma of Engineering Technologyという2年のコースを勉強する必要があります。そのコースを提供している学校を紹介します。 

 

1. TAFE Queensland 

コース名:Advanced Diploma of Engineering Technology – Electrical 

期間:2年 

キャンパス:Eagle Farm(ブリスベン) 

入学日:2月 

2024年学費:$28,000 

入学条件:高校卒業/IELTS5.5(5.0) 

 

 

2. TAFE Western Australia 

コース名:Advanced Diploma of Engineering Technology – Electrical 

期間:2年 

キャンパス:Munster(パース 

入学日:2月、7月 

2024年学費:$34,472 

入学条件:高校卒業(数学の科目を履修していること)/IELTS5.5(5.0) 

 

 

3. Royal Melbourne Institute of Technology (RMIT) 

コース名:Advanced Diploma of Engineering Technology – Electrical 

期間:2年 

キャンパス:メルボルンシティー 

入学日:2月 

2024年学費:$42,500 

入学条件:高校の成績がGPA2/5以上/IELTS5.5(5.0) 

 

4. Swinburn University of Technology 

コース名:Advanced Diploma of Engineering Technology – Electrical 

期間:2年 

キャンパス:Hawthorn (メルボルン) 

入学日:3月 

2024年学費:$40,520 

入学条件:高校卒業(数学の科目を履修していること)/IELTS5.5(5.0) 

 

 

英語力はIELTSなどのスコアがなくてもPathwayコースを利用することも可能です。詳しくはSOL留学までお問い合わせください。 

4.Electrical Engineering Draftspersonでオーストラリア永住権の目指し方

冒頭でもお伝えした通り、Electrical Engineering Draftspersonは永住権が目指せる職業です。前述のAdvanced Diploma of Engineering Technology – Electricalのコースを2年勉強した後に1.5年間の卒業ビザが申請できます。その後は就労ビザや永住権など様々なVisaオプションがあります。 

 

以下に永住権までの簡単なステップをご紹介します。 

Step.1 2年間の関連コース(Advanced Diploma of Engineering Technology – Electrical)の修了 

 

Step.2 卒業ビザの申請 (1.5年滞在可能)

 

卒業ビザの申請条件は関連コース修了+IELTS6.0相当の英語力証明です。卒業ビザの期間は2年です。 

 

Step.3 スキルアセスメントにパス 

 

Electrical Engineering Draftspersonのスキルアセスメントの団体はEngineers Australia (EA)です。パスするためにはEAに認定されたコース、または関連した2年以上のAdvanced Diplomaコースを修了していれば英語力証明や就労経験は必要ありません 

 

Step.4 就労ビザ、永住ビザの申請 

Electrical Engineering Draftspersonとして申請できる主な就労/永住ビザは以下の通りです。 

  • 雇用主スポンサービザ(482/TSS)/雇用指名永住ビザ(186/ENS) 
  • 技術独立ビザ(189) 
  • 州スポンサービザ(190) 
  • 地方州スポンサービザ(491)/地方州永住ビザ(191) 

 

 

ビザの種類や州によって英語や就労条件が違います。詳しくはSOL留学・移民までお問い合わせください。(認定移民エージェント登録番号:1683521) 

まとめ

いかがでしたでしょうか。Electrical Engineering Draftspersonはオーストラリアでこの先もっと需要が高まると言われている職業です。電気機器や設計などに興味がある方、ぜひElectrical Engineering Draftspersonとしてオーストラリアで永住権を目指せしてみませんか?この件について興味があったり、何か質問がありましたらSOL留学までお問い合わせください。