オーストラリアン・カソリック大学（ACU）

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今回はオーストラリアに８つのキャンパスを構え総合大学の中でも看護・教育。スポーツ科学の分野においてとても評価の高い大学であるオーストラリアン・カソリック大学についてお伝えさせて頂きたいと思います。こちらのオーストラリアン・カソリック大学(ACU)はオーストラリア全土にキャンパスを構えているのに対して各キャンパスごとの規模はそこまで大きくなくむしろ少人数制での生徒密着型の教育方針を取っています。上記の看護や教育の分野では他の有名大学に劣らない知名度と質を有し、その就職率にも定評があります。

大学基本情報

BASIC
INFORMATION

大学名

Australian Catholic University (ACU)
設立

1991年
総学生数

約3,500人
留学生率

約13%
キャンパス

North Sydney Campus, Melbourne Campus, Strathfield Campus, Blacktown Campus, Canberra Campus, Brisbane Campus, Ballarat Campus, Adelaide Campus
世界大学ランキング

QS World University Ranking 801位 (2022年)
主な学部

保健関連, ビジネス, グローバルスタディと国際開発, クリエーティブアート, 人文と社会科学, インフォメーションテクノロジー, 法学, 看護学, 栄養・生体医学, 哲学, 専門教育, 教員養成, 心理学, 公共衛生と行政, スポーツ・運動科学神学, ユースワークとコミュニティ開発など

オーストラリアン・カソリック大学の魅力

Attractiveness

魅力１：キャンパスロケーションの選択肢の多さ

オーストラリアン・カソリック大学(ACU)はオーストラリア国内の大学の中でも最大規模のキャンパス数を誇り、主要都市であるシドニー、メルボルン、ブリスベン、だけでなくオーストラリア首都であるキャンベラや地方都市であるアデレードにもキャンパスがあるのは留学生にとって大きなメリットになります。近年オーストラリア留学の目的も多様化してきており大都市だけでなく地方エリアでの履修なども好まれる傾向があり、そういった中で自分のプランに合わせてキャンパスを選ぶことのできる大学というのは今後より需要が増加すると思われます。

魅力２：大規模な大学ながらアットホーム感を提供するユニーク性

ACUはその規模の大きさや各種の業界成績によって世界的評価も有する大学ではありますが、そんなスケール感とは裏腹に各キャンパスの規模感や少人数制度の実施により、学生へより大学と教員への親近感を抱かせるような雰囲気があります。また、世界160各国からの留学生受け入れなどもあり、より多様な価値観に基づいた学生間交流が特徴でもあります。留学生の立場からすると同じ境遇の学生とより近い関係が気付けるのは履修環境における大きなメリットにもなりますね。

魅力３：オーストラリアトップレベルの看護・教育分野

ACUはその大学としての知名度自体は他の名門大学と比べ劣るところはりますが、実は看護と教育の分野においてはそれらの大学にも勝るトップレベルの大学なんです！

教育分野においては世界ランキング１００位以内に位置し、看護やスポーツ医療化学の分野ではなんと世界ランキングTop50以内に位置するんです。これらには大きな理由があり、ACUは設立当初、教育者と看護師を輩出する為の教育機関として設立されたため、教育学（Education）と看護学（Nursing）分野においては長年世界的に定評があります。そのため大学の名前や知名度だけでなく各分野ごとの評価を確認しながら大学選びをするのも大きなポイントになります！

魅力４：就職率と学生意欲の高さ

ACUはその専門性の高さからオーストラリア内での大学卒業生の就職について評価がとても高く、Graduate Outcomes Survey – Longitudinal 2021ではなんと国内1位、Employer Satisfaction Survey, 2018 – 2020では連続して2位となっています。また、学生の意欲の高さ、学習資源の分野でも高い評価を得ており雇用主、在学生ともに満足度が高い大学となっています。

これらは、もちろん学生一人一人の意識の高さが反映されていますが、そのほかにもACUの現地コミュニティとのコネクションの強さからボランティアやインターンシップも豊富となっておりそこから生まれる在学生へのコネクションなども大きく反映されています。

魅力５：留学生の受け入れ態勢と柔軟な入学方法

ACUでは上記にある通り留学生への受け入れも柔軟に対応しており入学方法もファウンデーションコースのほかディプロマコースなどによる “パスウェイ”プログラムやその他の入学基準を満たすための準備コースなどによる編入方法が十分に提供されています。また、こちらの大学では英語準備コースも数多く提供があることも特徴の一つになります。

コース内容と大学入学方法につきましては以下の通りになります:

入学方法
オーストラリアの大学のほとんどが、入学条件として高校の成績が必要です。また学部によっては規定の成績に満たなければ入学できません。しかし、オーストラリアの大学では成績が足りない学生にもパスウェイコースという代用コースなどが存在しており、最終的に大学に入学することができるようになります。（こちらのパスウェイコースについて詳しく知りたい方はこちらで解説しています。）日本の高校以上の学位卒業時からUWAに入学する道のりは主に以下の４通りです。

直接大学入学

オーストラリアン・カソリック大学では一定の最終学歴（高等学校過程）を取得していれば、直接入学することも可能にはなります（※学部選考によって異なります）。ただし日本の高校卒業の場合で希望学部の入学条件を満たしていない場合は以下の方法で入学となります。

Diplomaコースから入学

DiplomaとはBachelor（学士）の一つ下の学位です。こちらの大学の場合高校の成績約2.75相当以上とIELTS 6.0 (5.5) 相当の英語力証明があればほとんどのDiplomaに入学可能となります。８か月～１年のDiplomaを取得するとBachelorの期間が１年免除されることがほとんどですので、学費も浮いてお得なになり、大学への直接入学条件を満たしていてもDiplomaからスタートされるかたも多くいらっしゃいます。ただし全てのコースにDiplomaがあるわけではありませんので注意が必要になり、学部に応じて入学基準も異なります。

ファウンデーションコースから入学

仮に大学入学に必要な条件として課される成績や必須科目を満たしていない場合でも、こちらのファウンデーションコースを履修することで入学条件を満たすことも可能になります。ACUではファウンデーションコースの入学時期などに制限があるので注意です。こちらでは希望の科目を異なる期間履修したのちに既定の成績を満たしていた場合大学への入学が可能となります。Diplomaコースとの違いとしてこちらはあくまで入学基準を満たすコースになるので、通常は卒業後も大学一年時からの入学となります。

また、こちらのコースの入学には通常IELTS 5.5 以上が必要になりますがこちらの大学の場合進学予定の学部に応じてIELTS6.0相当以上が必要になることがあります。詳しくはお問い合わせください。

付属の語学コース(EAP)から入学

英語力が入学条件に足りていなくても大丈夫です。ACU付属語学コースや提携校での語学コースでは大学申請時に英語力を満たしていない場合に、こちらの付属語学コースからスタートし一定条件を満たすことで大学・ディプロマコースに入学することができます。こちらのコース入学にはIELTS5.0相当の証明もしくは指定の語学コースを修了している必要があります。また、進学予定の学部学科により語学コースをどのレベルで終了する必要があるのかが変わってきますので、こちらは事前に確認が必要になります。

以上のように、大学への直接入学の他にも様々な入学方法が存在します！

Course
introduction

コース紹介

幅広い分野の専攻学科を提供しているオーストラリアン・カソリック大学ですが、今回は全てご紹介しきれないため、中でも日本人留学生の方に人気のコースを紹介したいと思います！